主な対応魚種:イワナ ヤマメ トラウト
サイズ:48mm ボディー本体長:2.3cm / 重量:3g
カラー:#05 ヤマメ
フック:がまかつシングル53 #8使用
渓流、エリアのトラウトに最適。3gに使用しているブレイドはダウンサイズしただけではなく、ボディーウェイトに対してのバランスを考慮し、水絡みを良くする為に薄くしてあり、スローに引いてもブレイドがスムーズに回転し高いフラッシング効果を発揮します。渓流ではプラグを通し難いシャローでもニアキスなら通せます。リーリングスピードとロッドのリフトで攻略可能。意外な場所でよい結果に繋がる事があります。
まず最初に糸ヨレの問題。これを解消する方法としてはスナップスイベル等を装着することで大きく解消はされるものの、それではスピナー本体にスナップスイベルの長さがプラスされることによる見た目のバランスが気になる点や、操作性を考えると敬遠するアングラーが多くいることは否定できない。しかしスピナー自体はブレイドの回転による魚へのアピールという部分が大部分を占め、そのブレイドの回転こそが糸ヨレの大きな原因でもあった。ブレイド回転がボディー自体の回転までも引き起こし、それが糸ヨレへとつながっている。
これをニアキスでは、シャフト自体にスイベル構造を持たせた「ローリングスイベル一体型シャフト」を開発し、これを使用することで大幅に糸ヨレを軽減。さらに従来のスピナーでは、シャフトにボディーが固定されているという点も糸ヨレ発生の原因の一つとなっていたため、ボディー本体にシャフトとのクリアランスを持たせボディーに伴うシャフトの回転を減少。
ボディー本体は従来品に多く見られる円錐型・コマ型タイプではなくリアルなミノーボディーを採用しました。それも他社のようなラウンドタイプの丸い形状ではなく、アクションを加えた際にキラメキを演出できる、肉薄で側面がフラットな縦長タイプとなっています。
従来品であればアクションを加えてもブレイドの回転変化が起きるだけのところを、ボディー本体の揺らめきやヒラウチ的な、ちょっと他では真似のできない動きを演出。また、スピナーの命とも言えるブレイドは回転の立ち上がりも非常に良く、ちょっとしたリーリングスピードの変化にも回転がしっかりと追従。
スピナーを使用しているアングラーの多くが経験されていることと思いますが、「リーリング中、魚が追ってきたが食わなかった」という場面が多々あります。これはスピナーの動きが意外と単調になりがちで、ブレイドの回転以外動きに変化が少なく、もう1歩のアピールが足りずに食わないパターンです。ニアキスであればそのような場合でもロッドティップでアクションを加えたり、フォーリングをさせてみたりとアングラー自身の発想でアクションをアレンジして使えば、きっと良い結果が出るはず。