【いちご王国栃木】「栃木県」は、1200年以上前から、豊かな土地で、どんな農作物もよく育つと言われ、災害が少なく、気候にも恵まれてきました。「栃木県」の農産物は美味しい。その理由は、「三つの恵み」です。 一つ目は、太陽の恵み。冬場の日照時間の長さ、夏と冬、昼と夜の寒暖の差が、農産物の旨みを増大させます。 二つ目は、大地の恵み。肥沃で水はけのいい土壌が、農産物の根を地中深く張らせ、豊かな実りをもたらします。 三つ目は、水の恵み。ミネラル分を多く含んだ雪解け水が、土に深くしみ込み、豊かな自然が美味しい水を育みます。
【栃木のいちごの取り組み】栃木では、おいしいいちごをつくるのはもちろんのこと、安全・安心ないちごをお届けするために、品質管理にも万全を期しています。 いちごの品質のより一層の向上や足腰の強い産地づくりを目指して「いちご王国ステップアップ戦略」に取り組んだり、GAP(農業生産工程管理)を実践し、日々の生産工程のチェックを行っています。また、「いちご王国グランプリ」を独自に開催し、生産技術や品質向上に切磋琢磨しています。 栃木県では、平成20年に日本で初めて「いちご研究所」を開設。次の世代を担ういちごの品種開発や、栽培技術の研究に取り組んでいます。
【おいしいいちごの見分け方】色 いちご全体が艶やかな赤色のものを選びましょう。色ムラがあるもの・くすんでいるもの・白っぽいもの・しなびているものはできるだけ避け、ツヤや張りがあるものを選ぶとGOODです。さらに、いちごの表面のツブツブが赤いものを選ぶとよいでしょう。 香り 香りが控えめな品種もありますが、大抵のおいしいいちごは、特有の甘い香りがしっかりと感じられます。箱詰め品や密閉されたパックに入っている場合は、香りを確認することはできませんが、香りの確認が可能な場合には、チェックするとよいでしょう。 ヘタ おいしいいちごは、ヘタが鮮やかな緑色です。しなびているもの・枯れているものは、鮮度が落ちてきている状態なので、可能な限りヘタが緑色のいちごを選ぶようにしましょう。また、ヘタは小さいものがおすすめです。大きすぎるものは、ヘタと実の養分のバランスがとれていないものが多いようです。
【おいしい食べ方】食べ方 水洗いは食べる直前に 水洗いすると果皮が弱るので食べる直前に洗うこと。 ヘタをつけたまま水洗い ヘタをとって水洗いすると、ビタミンCが流れ出してしまいます。 ヘタの方から食べる ヘタよりも先端の方が甘くなっています。大粒の場合、ヘタをもって食べると先端から食べることになるので、ヘタの方から食べた方が最後まで甘く食べられます。
【上手な保存方法】いちごを冷凍しておけば、夏の間も楽しめます。 半解凍でシャリシャリした食感で食べてもおいしいですがそのまま練乳やバナナなどと一緒にミキサーにかけてフローズンいちごスムージーにしたり、ちょっと煮詰めてソースやジャムに加工すれば、かき氷やパンケーキ、ヨーグルトなどいろいろなものにかけて使えます。