酸味と甘みのバランスが良く豊産性があり、小ぶりながらとても実付きの良い品種です。 耐寒性が強く、乾燥にも強いので、日本の気候に適していて育てやすいです。 自家結実性があり、1本でも実をつけます。 完熟したイチジクは日持ちしないので、採れたてを味わえるのは家庭菜園の醍醐味です。 ※落葉果樹ですので12月頃から3月頃は葉が無い状態でのお届けとなりますが、そのまま根鉢の土を崩さずに植え付けて下さい。
学名:Ficus carica タイプ:クワ科イチジク属 別名:蓬莱柿(ホウライシ) 収穫期:8月下旬~10月(秋果) 果重:50~100g 糖度:16~20度 結果年数:1~3年 自家結実性:あり
【育て方】 ■日当たり・置き場 日光を好みますので、地植え・鉢植えの場所は、ともに日当たり良好な場所を選びます。 温暖地では庭植え可能です。 冬期にマイナス2℃以下になる地域では、鉢植えにして室内などで冬越しさせる方が無難です。 日光を好むので、庭植え、鉢植え共に日当たり良好な場所を選びましょう。 元肥を施し、植付け後はたっぷり水をやってください。
■水やり 鉢植えの場合は、土の表面が乾いたら、鉢底の流れ出るくらいたっぷり与えます。 地植えの場合は、土質や種類にもよりますが、基本的には雨が当たる場所では雨にまかせて、雨が降らない場合は、土が乾いたら与えてください。 水切れに弱いので夏場の水切れに注意しますが、冬場は乾燥気味にします。 ■肥料 庭植え、鉢植えとも11月から1月に有機質肥料を、6月、8月、9月に追肥を施します。 ■摘果 1枝に8~10個を目安にたくさん付きすぎたら栄養不足で成熟しませんので、早めに摘果します。
■剪定 適期は12月~2月です。 秋果はその年の春から伸びた枝に結実するため、前年枝はどこで切り詰めても問題ありません。 夏果は前年枝に結実するため、剪定には注意します。 ■害虫 カミキリムシに注意し、見つけ次第捕殺します。 幼虫は幹に入り、おがくずのような糞を外に出すので、それを目安に捕殺します。